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小説 『小さき者へ』重松 清

2010.12.04

小さき者へ
おススメ度:
お父さんが初めてビートルズを聴いたのは、今のおまえと同じ歳――十四歳、中学二年生の時だった。いつも爪を噛み、顔はにきびだらけで、わかったふりをするおとなが許せなかった。どうしてそれを忘れていたのだろう。お父さんがやるべきこと、やってはならないことの答えは、こんなに身近にあったのに……心を閉ざした息子に語りかける表題作ほか、「家族」と「父親」を問う全六篇。

コメント

ひさしぶりの読書感想です(*・ω・)ノ
今回読んだ本は短編集。
内容は小学校の道徳の教科書にでもなりそうな印象。。

『海まで』
『フイッチのイッチ』
『小さき者へ』
『団旗はためくもとに』
『青あざのトナカイ』
『三月行進曲』

各話ともなにかしらで心が弱っている人が登場し、それを助ける人や周りの人たちとの関係性の中での問題の解決、心の立て直しを行う流れ。(。・ω・)ノ゙
毒気は少なく、グッと入り込むような話もないです。
良い本だ。と思います。

でも、少し退屈です。( -д-)ノ
さっきも書きましたが、なんか道徳の授業みたいで。。。

なのであんまし好きな話はなかったです。
嫌いな話は最後の『三月行進曲』

家庭には娘しかいない少年野球チームの監督が卒業していく少年たち3人に対して行うおせっかいを(甲子園の開会式を見せに関東から関西へ3人を連れ出す)中心に3人の抱えている問題を解決しようといろいろ試すお話。

まぁこれは多分僕が主人公の気持ちを理解するには考えが子供すぎるんでしょうが、主人公の監督が

うっとうしい( ´,_ゝ`)

。。。なんかキライ。。。

でもまぁ全体通して良い本ではあると思うので最後の監督の話含めて興味ある人は読んでみて損はないんじゃないかな?(*・ω・)ノ

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