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本 『拷問するなら、されるなら』 高平 鳴海

2010.03.21

おススメ度:
自白を引き出したり見せしめにしたりするために、古代から人は人を拷問してきた。有名な中世ヨーロッパの魔女狩りや異端審問ではもちろん、中国や日本でも数え切れないほど多くの人々がむごたらしい拷問にかけられ、命を落とした。70種類以上の拷問を紹介し、人間の心の奥底に潜む暗部に切り込む一冊。

コメント

えげつなΣ(゚д゚;)
古代から近代の各国各地のいろんな拷問について紹介、解説しています。
最初は軽く読もうとしたんですが、段々怖く、気持ち悪くなってきます。

拷問には大きく分けて2種類あり
自白のため と 刑罰のため
さらに刑罰のための拷問も2つに分けられます。

1つは単純にペナルティとして辱めたり痛み、苦しみを与えたりする
2つ目は死刑を前提としてそこにいたるまで最大限に対象者を苦しめる

という内容。
もちろん最後のが一番えげつないです。

腹の上に逆さにした鍋を置きその中にネズミ複数をいれ上から鍋を熱する。
そうするとネズミは熱さに耐え切れず人の腹を食い破り内臓を食い荒らしながら逃げます。

そんなビックリするような手法の拷問も載っています。
実際どうなんだろう?
ある程度は罪を裁くため、抑止するためには必要悪なのかな?
でもこういう一方的な力を行使する場合、
必ず執行する側は暴走するんですよね。(してない歴史はないですね)
自分の持っていきたい落とし所に無理やり持っていくために。
あと、いたぶること自体に快楽を感じる人達が絶対でてくる。
こうなると元の意味、意義はなくなっていくんですよね。
そう考えると人間のやわな精神ではやるべきではないんでしょう。

最後にタイトル『拷問するなら、されるなら』・・・
しません!し、しないでください!!(ノ`Д´)ノ

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