小説 『コンビニララバイ』 池永 陽 | サウンドカフェ-SoundCafe-

2009.01.19

小説 『コンビニララバイ』 池永 陽

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ストーリー紹介

小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生…。彼らは、そこで泣き、迷い、やがて、それぞれの答えを見つけていく―。温かさが心にしみる連作短編集。

コメント

「ミユキマート」という個人経営のコンビニスーパーを中心にした短編集です。
とても読みやすく多分1日あれば十分読めるんじゃないでしょうか?
内容も個人的には好きでした。

とても繊細な精神状態を描きながら生々しい男女関係を中心に物語を作り上げる。
「作者はとてもバランス感覚の良い人だな」と。
前編通して物語の最後は読者に委ねる感じで終わります。
それもまた「コンビニ」らしくて良いです。
「コンビニ」は客の人生の一部を垣間見ることしかできないと実感できます。

あと最後の話に出てくるおじいさんがとても好きです。(ΦωΦ)

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