小説 『魔王』 伊坂 幸太郎 | サウンドカフェ-SoundCafe-

2008.11.07

小説 『魔王』 伊坂 幸太郎

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ストーリー紹介

本年度本屋大賞受賞作家による最大の問題作不思議な力を身につけた男が大衆を扇動する政治家と対決する「魔王」と、それと対をなし、静謐な感動をよぶ「呼吸」。00年代最注目作家が挑戦し到達した話題作

コメント

内容は他人に自分の思ったように発言させる不思議な力をもった主人公が社会情勢、国民性を見ながらある政治家の成長とそれに同調しすぎる者たちに危惧するところがあると考え自分のもつ能力でそれに立ち向かった。というような内容でしょうか。。(・-・)・・・
同作者の作品「死神の精度」からある人(?)も登場します。 ヘ(~~▽~~*ヘ)

現在の現実社会をなぞってある部分も多々あり、この社会に無関心でそれ自体は意識していて、多少の罪悪感もある国民は「正しそう」なことをかかげる強いカリスマ性を持つような者に先導されやすく一度信じてしまえば盲目的にあとはついていくだけ。
自分自身で考えることを放棄してしまう。
「なるほど、あり得なくないなぁ。」…c(゚^ ゚ ;)
メディアが流す情報には色がついていると分かりながらもそれをどんどん刷り込まれ事実に対する時には立派な先入観ができあがっている。
自分が自分で考え、自分だけの意見を持つことをあやふやにしているから他人、たとえばニュースのキャスター、政治家、宗教に簡単に同調してしまうのではないでしょうか?
それが少数ならまぁ問題は小さくて済むでしょうが先導者の先導力が半端じゃなかった場合・・・先導者はめちゃめちゃ強大な力を得ることになる。
自分の意見を持つ人が少ないこの社会はその様な自体になる可能性を含んでいる気がします。(^^;;



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