小説 『モダンタイムス』 伊坂 幸太郎 | サウンドカフェ-SoundCafe-

2008.11.08

小説 『モダンタイムス』 伊坂 幸太郎

おススメ度:

ストーリー紹介

恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

コメント

今日は前回の「魔王」の続きの作品「モダンタイムス」です。

伊坂幸太郎の作品はいくつか読んでいますが今まで読んだ中では、一番がっかりした感じでした。ヽ(・ε・)

設定は前作の未来という形で進んでいくので突飛な設定もそのまま残っています。
伊坂幸太郎の作品は全て読んだわけではないのですが、リアルな世界観の中に異質なものを存在させ、その間に生ずる歪のようなものを取っ掛かりにして世界を見たり、物語を進行したりすることが多いように感じられました。

普通ならもっと違和感がでそうだなと思うようなストーリーも文章のPOPな感じで読み進められるので楽しいし気になりません。

今回の作品もその点は変わらず読むこと自体はとても楽しかったです。
設定、ストーリーも途中までは
「なるほど・・」
と思う箇所もありました。
例えばネットで検索をかける単語の組み合わせで巨大なシステムから監視され始め~というようなことがおこるのですが、このアイデアはとても好きでした。
しかし物語が終結に向かうに連れ展開も陳腐になり無理やり感をとても感じてしまいました。

期待が大きかったのもあり少し残念な作品でした。(ρ゚∩゚)

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