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PRSのグレードのまとめ モデルとの少しわかりにくい関係性を解説

楽器 / 機材

2015.05.22


持ってる機材の紹介記事を増やしていく中でPRSギターのモデルとグレードについて色々調べました。 意外ととまとまった情報が少なかったので記事として残しておきたいと思います。

PRSのモデルとグレード(オプション)

PRSにはCustom24″や”Singlecut”などの大まかな仕様が共通のモデルとそこから+αのグレード(オプション)があります。 組み合わせ上存在しないものもあるかと思いますが、調べた結果下記のような図表でまとめることができます。 (間違いがあったら訂正します)

prsモデル図

各グレード(オプション)の内容

10TOP

10top

ボディトップのメイプルの木目が”10本に1本”の割合で、あるかどうかの美しさ。という所からこの名称になっています。 このグレードのギターにはヘッドの裏に”10″と書いてあります。

Artist Package

artistpackage

使用する高級・稀少木材が入手困難な状況には生産終了となる時期もあります。
(2008-2012までは生産していない)

それぞれのパーツの材質が通常よりもすこしずつグレードアップしています。
下記のような高級感溢れる仕様が基本です。

  • ゴールドパーツの仕様
  • ボディトップが10TOP以上
  • ヘッドにローズウッドの化粧板
  • ヘッドのメーカーロゴが貝インレイ
  • 指板にハカランダ指板仕様のものもある
  • 高級レザーハードケース付き

ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)

1992年にワシントン条約で輸出入が規制されてしまい、コレを使用したギターの希少価値が上がっています。 音の特徴は響き、立ち上がりも良いとされていますが実際に音で分かる人は少ない。プラシーボ効果かも…?

Modern Eagle

moderneagle

レギュラーモデルのフラッグシップの位置づけ。 本来モデルに区分される種別だと思いますが、”Modern Eagle 513″、”modern Eagle Singlecut”などモデルをまたいで存在することと少しグレードの要素が強いのでどちらの括りにも入れています。 ネックまるごとハカランダで製作しているものがあったりと、レギュラーモデルの中で最高のクォリティで制作されるギター。 ポジションマークインレイやヘッドのロゴなども特別仕様になっています。

なお、 本来はモデル名なのでModern EagleのPrivate Stockなども存在します。

Private Stock

privatestock

市場に流れている中古、新古を除き基本的にはオーダーメイドでPRSのスペシャルチームが制作する究極の工芸品(笑)。

オーダーメイドなので仕様は自由。市場に出ている中古、新古品も様々な仕様があります。
ヘッドの裏にはPrivateStock特有のサインなどが入ります。 販売価格も軽く100万円を越えてきます。
「本当に木ですか?」
と思う、魂抜かれそうな美しさ。

まとめ

やはりPRSは美しいですね。
最近は少数極上のスタイルから量産のスタイルにシフトしている感じが見て取れますが、それでもまだまだ他のギターに比べると非常に質が安定して良いものが多いです。
音、弾き心地なら特別なグレードでなくても十分に満足できると思います。

PrivateStockとか…ヘッドとか机にぶつけたら立ち直れないかもしれない(笑)。


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