戦時中の神戸を描いた妹尾河童の自伝的ストーリー 映画『少年H』 | サウンドカフェ-SoundCafe-

2015.05.27

映画

戦時中の神戸を描いた妹尾河童の自伝的ストーリー 映画『少年H』

少年H

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ストーリー紹介

昭和初期の神戸。洋服仕立て職人の父・盛夫(水谷豊)とキリスト教徒の母・敏子(伊藤蘭)の間に生まれた肇(吉岡竜輝)は、胸にイニシャル「H」が入ったセーターを着ていることからエッチというあだ名が付いていた。好奇心旺盛で曲がったことが嫌いな肇だったが、オペラ音楽について指南してくれた近所の青年が特別高等警察に逮捕されるなど、第2次世界大戦の開戦を機にその生活は暗い影を帯びていく。やがて、彼は盛夫に対するスパイ容疑、学校で行われる軍事教練、妹の疎開といった出来事に直面し……。

コメント


原作は、1997年に発売された妹尾河童の小説。
自伝的な内容になっており、当時の作者が主人公となっている。

中学生のときに原作を読み、好きな小説だったのでイメージを壊されたくなくて映画は見ていませんでしたが、今回恐る恐る見てみました。(笑)

原作については当時国民が知ることのない事象を主人公が知っていたりする描写があることから、純粋な過去の実体験ではなく、創作や編集が入っていると一部批判も受けていますが、ストーリーとしてとても面白く(といって良い内容ではないですが)、引き込まれ、戦時中の国民の生活を感じることができるかと思います。

映画も良かったですが、やはり小説の方が描写も細かく、登場人物への感情移入がしやすいです。
また読み返してみようかな。と思います。

ちなみに主人公が通っていた神戸第二中学校は現在の兵庫高校。僕もこの学校出身なので個人的に少し特別に感じるお話です。


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