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『坂の上の雲 全8巻』 司馬遼太郎

2010.02.13

おススメ度:
同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。
司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)

コメント

これは読み終えるのに中々根気が入りました。。
面白くないとかではないんです。
非常に興味深く、勉強になり、為になると思える本なんですけど、教科書みたいなんです。。。。

それが8冊。。

内容は
明治維新後、帝国主義の欧州諸国がアジア進出をしてくる中でその勢いに対抗する為
目まぐるしく日本の機構を変え、なんとか日本が日本であろうと頑張っていた時代を日清、日露戦争を中心にある3人の男を通じて史実に基づき描いている大河小説。
胸熱くなる内容で
この国の先端に今自分がいる事を誇りに思える中身です。

ただ、同じ事件や時間などをいろんな立場から描いているので自然と重複する内容が多くなり戦争兵器の説明や軍艦のいろんな数値がでてきたり眠くなる箇所は満載です。。(゚▽゚;)

もう小説って感じではないですね(`・ω・´)
読む価値はあり!!
ただ普段本読まない人とかはこれから読み始めないほうがいいかも。。ちょいしんどいかも。。。

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