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小説 『クラインの壺』 岡嶋二人

2009.04.04

おススメ度:
ゲームブックの原作募集に応募したことがきっかけでヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることになった青年、上杉。アルバイト雑誌を見てやって来た少女、高石梨紗とともに、謎につつまれた研究所でゲーマーとなって仮想現実の世界へ入り込むことになった。ところが、二人がゲームだと信じていたそのシステムの実態は……。現実が歪み虚構が交錯する恐怖!

コメント

今から20年前に書かれた物で、主軸にコンピューターによるバーチャル世界の話が持ってきてあります。。。。
・・・・・・今から20年前ですよ・・・(ΦωΦ)ふふ

「絶対しょうもない感じや」

って思うじゃないですか。
だってファミコンの時代に考えられたコンピュータの話ですよヾ(@゜▽゜@)ノ
ビックリでした。

全然古臭くないです!!(|||ノ`□´)ノオオオォ

まぁさすがに携帯電話じゃなくポケベルでしたけど・・・
そんな細かいことは置いといて
話に登場する装置「クラインの壺」
これは人間の視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚などあらゆる感覚をシュミレートしてバーチャルワールドを作るという物です。
人間の身体を入出力を伴う1デバイスとして扱う。
その感覚を今のパソコンを使う人ならまだしも当時の作者らが持っていたのは驚きです。。。

個人的には最後が不完全燃焼かな?とも思いましたが、このタイトル、テーマからすればこれ以上の結末を用意するのはぶち壊しかねないのかな?とも感じました。
面白いので機会があれば読んでみてください。。(^O^)

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