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小説 『四日間の奇蹟』 浅倉 卓弥

2009.01.12

おススメ度:
新進ピアニストとして将来を嘱望視されていた如月敬輔は、留学先のオーストリアで強盗事件に巻き込まれた少女をかばい、薬指を失ってしまう。両親を失った知的障害の少女・楠本千織を引き取った敬輔は、彼女のサヴァン症候群による優れたピアノの才能を見出し、彼女と各地を演奏して廻ることとなる。

コメント

読み終わった後の感想は
とても綺麗な小説だな……という感じです。

話の設定、展開自体は今更、使い古された感があるようなモノでしたが、
それを上手く利用しきったな。。。と思いました。(^○^)
あまり詳しく書くと読む人の楽しみが半減するので。。(・-・*)
小説の中に出てくる議題なんですが、
心とは?
という人類が未だに解明できていないことが上げられています。

僕が不思議に思う事をいくつか上げると、
「心とは脳に宿るものなのか?
それとも肉体とは別次元で存在しているのか?
そうであるならば記憶とのリンクはどういう仕組みなのか?
死ぬという事は肉体からの事象としては
生命維持活動を停止する
と明確だが、心からの事象としてはどういうモノなのか?
「そもそも心が肉体とは別次元の現象ならば、生物に限らず心を持つこともできるのではないか?」
ということです。
そう考えだすと今日のこの餃子にも……Σ(゜Δ゜*)

………(゜ー゜;A

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