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【#20】リフィニッシュしてみようラップ塗装に挑戦! PRS CE24

楽器 / 機材

2022.05.30


PRS CE24 Mahogany 2006年製を持っています。

持っていますが、使っていません。ハードケースに入っています。

購入してから4、5年眠っています。

なぜか。。。。

弾く時にテンションが上がらないから!!

どういうことかというと。本ギター、当時ヤフオクでかなり安く出ていまして、、たしか6〜7万くらいだったんじゃないかな?と思います。

CE22とかが気になっていて調べていた中で「安めだなぁー」とお遊びで入札したところ落札してしまったんです!笑

でウチに来てくれたんですが、かなり使用感があり、打痕による塗装剥がれ、凹み、フレットの凹み、指板の凹みと弾くのに見た目上テンションが上がらない。というのとCustom24を持っていて、音のキャラクターも似ているのでどっちか弾くならCustom24を弾いてしまう。ということがありました。(どちらもピックアップ構成が同じ)

打痕など結構目立ちます

リフィニッシュを業者に出すなら12万〜ほどを覚悟する必要が、、、んー新しいの買えるよね。
売ろうか、、と思っていましたが、、今回、素人リフィニッシュをしてみることにしました。
失敗したら闇に葬ろう。の覚悟で。。笑

どんな塗装にするか

さて、塗装の経験はミニ四駆くらいです。

渾身のトライダガーX(笑)

高望みしてもおそらく失敗するでしょう。スプレー缶での塗装だし。。

ということは失敗が分かりにくい。。。もしくは誤魔化しを少しでも期待できる塗装が良いです。
でもテンション上がる見た目にならなきゃ結局弾かないと思うのでカッコよくなるのはマストです。

条件をクリアしそうなものは、、、ラップ塗装!!

ラップ塗装が簡単と言ったらプロに怒られそうではありますが、僕が最も戦わなくてはいけないのが「ムラ」だと思うんですよね。

そもそもがムラっぽい柄であれば、ムラに見えないかと。

ただ、単色だと安っぽい見た目になりそうなので少しサンバーストぽくしたいと思います。

手順と順物

手順

  1. パーツ外し
  2. 塗装剥がし
  3. やすりがけ
  4. 表面仕上げ(黒サーフェイサー)
  5. 下地塗り(黒)5回
  6. シルバーラップ塗装
  7. キャンディーカラー(黄色)
  8. キャンディーカラー(オレンジ)
  9. サンバースト(黒)
  10. クリア10回
  11. ヤスリかけコンパウンド
  12. パーツ組み込み

準備物

  • スクレイパー
  • アイロン
  • サーフェイサー(黒)1缶
  • ラッカースプレー(黒)3缶
  • ラッカースプレー(銀)1缶
  • ラッカースプレー(キャンディ黄色)1缶
  • ラッカースプレー(キャンディオレンジ)1缶
  • サランラップ
  • 段ボール
  • PRSのロゴデカール

※これまた実際に使った奴追記するようにします。^^;;

塗装剥がし

一番メンタルがやられる作業です。

「あぁ、もう戻れない。。。」と笑

ギターによっては剥がしやすいものと剥がしにくいものの個体差があるようですが、今回のは比較的剥がしやすいものなんではないかと思います。6時間あればおおよそウレタン塗装部を剥がすことができました。

玄関にブルーシート…寒い

トップが曲面に仕上がっているアーチドトップなので剥がすのが難しい方ではありましたが、アイロンで温めながらゴリゴリ剥がしていきました。

真面目にやるならその後のシーラ部分もきっちり剥がす方が良いのでしょうが、今回はどちらにせよまた塗りつぶすわけですし、必要ないかと思いウレタン塗装の層をとってあとは400番→600番のヤスリで綺麗にしました。箇所箇所で木の層まで言ってましたが、、、ムラあっても今回きっとバレない!と笑

塗装剥いで改めて感心したのが、PRS CE24 Mahoganyこれちゃんと1ピースでできているんですね。
豪華だなー。と思いました。(小並感)

下地から塗装

下地の黒

ちょっと下の方ムラというか下地の木部まで行っている箇所とシーラー残っている層で若干違いが出てますね。
こういうのあるから本当油断ならないですね。。。でもきっと今回のラップ塗装はこいつをも隠す、、はず!笑

シルバー

おお、なんかかっこいい

黄色

おお、なんかダサい。

オレンジを中心薄くと意識して

結構これで終わってもいいかも??

初志貫徹!黒サンバースト

!!めちゃくちゃカッコ良いではないですか!!
ビギナーズラックですね。^^

黒のバースト部はまだ足りない。くらいでやめた方が良いです。
今回のケースは奇跡的に絶妙なところでやめましたが、絶対これやりすぎて失敗する系の作業です!!

磨き

(1000番→)1200番→1500番で水研ぎしました。
その後コンパウンド粉で磨きました。

ボディは結構ゆず肌っぽくなっていましたが、まぁ最後は結構ツルンといけました。
近くで見るとプロ仕事のような塗装面ではないですが、個人的にはこの少々のラフさが返って味があって雰囲気を出している気がします。

組み込み

・・

・・・

・・・・・めっちゃ・・・いい・・(感嘆)

よし!改造しよう!笑
と言っても僕にはそんなスキルはないのでそこはプロに任せましょう。

10年前にCustom24を購入させてもらったPRSを多く扱っているBottom’s Up Guitarsさんにお願いしようと思います。

依頼内容は

  • ピックアップ交換(PhatCat)
  • フレット交換(ステンレスフレット)
  • トグルスイッチ交換
  • ノブ交換(自分で)

Custom24と差別化するためにピックアップは変えましょう。
個人的に好きなSoapBarタイプに!良さそうなのはSEYMOUR DUNCAN PhatCatかな。と。

フレットも減っているのでこの際ステンレスフレットに交換してもらおうと思います。

そして使いにくいロータリースイッチをトグルスイッチに変更

最後にボリューム/トーンノブをアンバー色のランプシェードタイプのノブに変更

2ヶ月後

丁寧なお仕事をいただき到着!

SoapBarタイプのPhatCatに換装
ステンレスフレットに打ち替え
トグルスイッチに交換、ノブの交換

完成しました!!!

めちゃくちゃ良いではないか。見た目!!

音に関しては結構ギャリ、ジャリッとパンチ聞いたサウンドになりました。
フロントの太い感じが24フレットだからかちょっと薄い気がしましたが、これから遊んでいきたいと思います。

今回は見た目に拘ってたのでそこに対しての記事でしたが、またその内 音やプレイに対しての記事を書ければと思います。


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