【#11】音色無限大?高性能アンプシュミレーター・エフェクター Line6 POD HD PRO X
楽器 / 機材
2014.03.10
Line6のラックマウントタイプのアンプシュミレーター
アンプシュミレーター その名の通り、アンプをシュミレートして擬似的にそのアンプを通した際の音を出す機械。 |
なんと特価で市場価格より15,000円以上安く買うことができました。
買ったのは下記の楽器屋さん、在庫をはけたかった様で、69,800円でした。 ミュージックランドKEY
PODはPOD PRO→PODxtとずっと使ってます。今回買い替えで候補に考えていたのが下記の3つでした。
- POD X3 PRO
- POD HD PRO
- POD HD PRO X
X3とHDの違い
- モデリングされたアンプの数はX3が多い
- 音の質はHDが上
- ギター以外への対応(ベース、ボーカル)はX3
- エフェクトの設定の自由度はHDが有利
- サイズに違い HD-2U , X3-3U
X3の方がモデリングされたアンプの数が多いです。その代わりにそれぞれの音によりこだわっているのがHDといったところでしょうか。
前モデルの方が音が多いというのが違和感がありますがHDはモデリングのリアルさを見直して設計されているようです。
上記のコンセプトもあって音質はHDの方が優れているという報告が多く見られます。
ベース、ボーカルへの対応はX3は結構ウリにしているというところでもあり強いです。これ1台でなんでもできるというニュアンスがHDより感じられました。
一方HDはできることはできるのですが、そこに重点をおいていないので対応したアンプモデルやエフェクト自体の数も少なく、これ1台でなんでも…とはいかなさそうです。
エフェクトの自由度、順序や制限などはHDが優れています。あまり制限も感じないでPC画面で設定するのも簡単です。
レビューを色々みた限りでは一長一短、どちらが良いというのはなさそうですが、ギタリスト寄りの人達にはHDの方が評価が高かった印象があります。おそらく発音がより実機に近いのだと思います。
HD PROとHD PRO Xの違い
スペックの差によるエフェクト制限の差
X3 からついたデュアルトーンシステムは下のユーティリティソフトの画面をみてもらえば分かる様に音の回路を二つにわけ、それぞれに別のエフェクトやアンプなどをかけ ステレオもしくはモノラルサウンドとして扱えます。左右のパニングやボリュームは回路が合わさるとこにミキサーのシュミレーターがかんでるのでそこで設定できます。
僕はPODxtをずっと使いこの機能に触れることなく生きてきたのでカタログなどでこの機能をみてもあまり惹かれなかったんですが、
実際使ってみるとこれはとても面白い、というか音作りの方法が凄く変わりそうです。
そしてここでやっと理解しました。PRO Xにしておかないとこの面白い機能をフルで遊べないことを!(笑)
というのもHD PRO の場合はスペック不足で結構早い段階でアンプやエフェクトの制限が出てきて使用不可な組み合わせが結構あるようです。
折角、こんなにも音質が良くてこんなにも自由な組み合わせが出来るシステムなのに…HD PROがとても中途半端に思えてしまいます。
HD PROも安くはないんだし、どうせならXにしておいた方がいいんじゃないでしょうか。
少し使ってみて気付いた所
1.Line6 SHORTBORD FBV MK 1の動作を確認
ってこれどこにも書いてないから少し不安でした。MK2って新しいやつへの対応は書いてあるんですけどこの古い方のことはどこにもないんで購入前に楽器屋さんに確認してもらいました。 ただ、スイッチの数が根本的に足りないこともあり、全操作が(特に個別エフェクトのON/OFF)がスイッチの数分しかできないです。
2.Bluetoothマウスとの干渉
これは予想外で、ググっても同症状の報告がなかったのでウチだけかもしれませんがPOD HD PRO XをUSB接続した段階、もしくはUSB接続の状態からOFFにしたときにブルートゥース接続のマウスが動かなくなります。ドライバやBTの設定をなんど入れ直し、やり直し、ファーム上げたりしても同じ。現在泣く泣く代替マウスを使用中です。
ちなみに型はBluetoothの受けがPLANEXBT-MicroEDR1X
マウスがBUFFALO BSMLB02です。
3.以前の音色データを使えない
これはまぁ、当たり前なんですが、今まで使ってたxtで作ったライブラリを読むかな?とユーテリティソフトPOD HD PRO X Editに読ませてみたら完全に無視でした。中身違うし当然ですね…はい作り直しますとも…
4.端子の豊富さ
以前のメインは豆PODだった為FX SEND/RETURNが付いていませんでした。PROはその辺の端子も充実しているので手持ちの機材を中のエフェクトの途中に入れたりだとかがとても簡単にできます。やっぱりSENDは必要ですね。また当然のようにS/PDIFも搭載。これもありがたいです。デジタルだと音の劣化を少なく次の機材へ運べるので、なにより精神的に安心します。DRY OUT端子もこれから使ってみたいところですね。
以上、とりあえず調べた事や少し触ったとこを書き出してみました。また遊びながら面白いトコがレポートできればと思います。
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